江戸千住葱
江戸千住葱とは
明治18年、田中善太郎創業の葱業者。株式会社葱善が生産販売する江戸時代より伝わる伝統的な「千住系根深葱(長ネギ)」の種(固定種)を使用し、最適な栽培法法で栽培された。希少で高品質な葱を「江戸千住葱(えどせんじゅねぎ)」と言います。
江戸千住葱のこだわり
江戸千住葱は「種」「土壌」「栽培方法」この3つにこだわっています。
種のこだわり
江戸千住葱は効率性や収穫率を重視し品種改良された種ではなく、江戸時代より代々受け継がれた固定種を使用しています。この種を大切に育てることにより、葱本来の甘味・コク・食感を堪能することができます。
土壌のこだわり
良い葱は質の良い土壌から生まれます。葱善では全国各地を巡り江戸千住葱に適した土壌を見つけ、自社農園や契約農家と栽培をしています。
栽培方法のこだわり
昔からの種を使用しているが故に、苗には育ちが良い苗や悪い苗・強い苗や弱い苗など様々です。これを無秩序に畑に植え付けるのではなく、育ちが良く強い苗のみを選び、一本づつ定植しています。
■江戸千住葱のこだわり
現在、スーパーなどに出回るネギの多くは『F1種』という。
生産量や味の安定した種から栽培されたネギがほとんどです。
対して、浅草葱善の生産販売する『江戸千住葱』は、江戸時代より伝わる伝統的な江戸野菜。
『千住系根深ネギ(長ネギ)』の『固定種(在来種)』の種を使用して、伝統の育成方法で栽培されています。
昔ながらの固定種の種から栽培されたネギは、癖のない味に『改良』されたF1種のネギにはない。
ネギ本来の強い香りや辛味。熱を通した際の甘みが強く、よりネギらしい味わいを堪能することができます。
■固定種(在来種)とは
農家が自身で栽培した作物から自家採種した種から育てる野菜を『固定種(在来種)』と言います。
江戸千住葱の栽培に使われる種は、江戸時代から代々、江戸のネギ農家で栽培され、品種改良されてきた伝統的な固定種を使用しています。当時は農家ごとに種の質と栽培方法は異なり、秘伝とされ、より良いネギを作るために切磋琢磨していました。種を他人に渡すくらいなら、炒ってから渡すという逸話が残っているほどです。
このように何世代もかけて、良いネギを求めて品種改良されてきた固定種の種と、それを育てるための栽培技術は磨かれ続けてきました。
しかし30年ほど前から「F1種(First Filial Generation。一代雑種・一代交配種)」と呼ばれる、人工的に交配された種が使用されることが多くなりました。生産者さんの意向を汲んで、耐病性や作りやすさを重視している為、残念ながら味わいを軽視されている傾向にあります。
F1種は固定種に比べて栽培が簡単で、生産性が高く、大きさも形も画一的で出荷に都合が良く、味も独特なクセを消してあるので食べやすい、ということもあります。
しかし、ちゃんと育つのは1代限り。購入した種のみ。二代目の種を採種して栽培しても、違うものができることもあります。
現在ではこの大量生産・大量消費に優れたF1種が市場を席巻し、代々受け継がれた固定種の種も、それを育てる高度な栽培技術も、急速に失われつつあります。
その点、江戸千住葱に使われている固定種は、味や風味は素晴らしいものの、栽培は難しく、形も揃わず、天候によっては不作のリスクもあります。ですが、先祖代々受け継ぎ、自家採種を繰り返して栽培され「命のリレー」をしてきたこの種には、歴史と食文化。そして自然の味が凝縮されているといえます。
【各種メディア】
【2017年】
テレビ東京|和風総本家
【2016年】
環境農業新聞
au TVCM│三太郎シリーズ| au学割「ネギ」篇
【2015年】
テレビ朝日|食材の王国
NHK|サラメシ
浅草経済新聞
【各種PR】
【2017年】
浅草神社奉納
明治神宮奉納 新嘗祭
アグリビジネス創出フェア2017
浅草酉の市PR販売
浅草葱善×和風カフェダイニング 畑々 コラボレーション企画
2016年
浅草神社奉納
明治神宮奉納 新嘗祭
【2016年】
浅草神社奉納
浅草酉の市PR販売
【2015年】
浅草神社奉納
浅草酉の市PR販売
浅草雪祭り 浅草×山形
浅草葱善では飲食店様、料理教室様などコラボレーションを企画、募集しております。