江戸千住葱・特選千住葱
『江戸千住葱』と『特選千住葱』
浅草葱善の二本柱といっても過言ではない
『江戸千住葱』と『特選千住葱』
同じ千住葱であっても種や歴史、味などに違いがあり、
それぞれに長所や特徴があります
固定種を使用し、伝統と味を受け継ぐ『江戸千住葱』と、
F1種を使用し、その品種の強さにより安定供給、サイズ調整が可能な
『特選千住葱』
どちらも浅草葱善が自信と誇りをもって提供している自慢の逸品です
ぜひこの機会にご賞味くださいませ
『江戸千住葱』というこだわり
千住葱の原産地は、江戸東部にあった砂村(現在の江東区砂町)と
いわれています。
起源は天正年間(1513年~1593年)や、大阪城落城時(1615年)等と諸説はありますが、
大阪から種子が持ち込まれ(現在の難波葱)、そこから栽培が進んで葛飾・足立方面へ広まったと伝えられています。
そうして千住の青果市場近辺で盛んに取り扱われるようになり、
今ではブランド名でもあり食文化とも言える千住葱という呼称が誕生しました。
現在主流となっているのは、品種改良が進んで普及した
「F1種」と呼ばれる千住系根深葱です。
私たち浅草葱善はそのF1種だけではなく、
江戸時代から受け継がれてきた固定種を使用することで、今尚その伝統と味を守り続けるために日々奮闘しています。
この千住葱生産量1%未満の葱が、
浅草葱善が誇る『江戸千住葱』なのです。
種から違う幻の長葱
『江戸千住葱』は江戸時代から受け継がれてきた「固定種」を使用しています。栽培に適した種(F1種)から作られる葱より栽培方法が難しく、選抜した苗を一本ずつ植えるため多くの時間がかけられています。また専門技術が必要なことから流通数は決して多くありません。そんな幻となりかけた固定種の栽培方法を復活させ、現代に伝えようと誕生したのが浅草葱善オリジナルブランド『江戸千住葱』です。


文化人にも愛された千住葱
固定種である千住葱は、今尚読み継がれている時代小説『鬼平犯科帳』で知られる池波正太郎を始めとする文化人や食通、料理人にも愛され、江戸後期から昭和中期まで盛んに栽培されてきました。また日本を代表する浮世絵師である葛飾北斎の代表作『富嶽三十六景』の14作品目にあたる『武州千住(ぶしゅうせんじゅ)』には、千住葱を背負って運ぶ馬と人の姿が描かれています。
江戸千住葱の歴史を現代に
時は遡り、千住葱が栽培され始めたのは今から約200年前の江戸時代。多くの人々に愛され食べ続けられてきた千住葱も、いつしか栽培されることは少なくなり、今ではその名前も忘れかけられているのが現状です。「このままではいけない、1代目から3代目まで代々受け継いだ千住葱をもう一度復活させる」と浅草葱善4代目が中心となって立ち上がり、栽培・指導が行われ、江戸から続く千住葱の味を現代に生きる人々にも届けようと日々奮闘しています。


時代を経て愛される粋な味
江戸のブランド野菜といわれるだけあって、『江戸千住葱』は一般に販売されている葱と比べ、まったく異なる味わいが愉しめます。そこには葱本来がもつ旨みや辛味が凝縮されており、生で食べれば思わず涙してしまうほど辛味が強く、蕎麦やうどん等の薬味に最適です。反対に熱を加えれば、トロトロとした食感に加えて果物にも勝る甘みが口の中に広がり、焼き葱や鍋物に最適です。
食文化の発信
千住葱を栽培する農家のうち、固定種の葱を栽培する日本の農家は現在1%未満といわれており、大変希少な存在となっています。そこで私たちは栽培のみに留まらず、食育の一環として小・中学校での食育授業や明治神宮新嘗祭、浅草神社(三杜様)での奉納に加え、各地でPR販売を行っています。江戸時代から伝わる食文化を現代にも伝えたい—この思いを胸にこれからも発信し続けていきます。

創業136年
浅草葱善『江戸千住葱』
紹介動画
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『特選千住葱』というこだわり
江戸時代から明治時代にかけて、荒川ほとりの千住界隈は葱栽培に適した土壌でした。
明治以降は関東一帯でも葱市場が増えましたが、当時は流通時の保存状態が悪かったため
千住近辺で育てられた葱がより好まれました。
そして千住の市場から都心へと葱が運ばれるうち、
「千住から来た葱業者」「千住で栽培された葱」と自然認識され
千住葱と呼ばれるようになります。
昭和中期からは近代化に伴う住宅増加と戦後の復興により畑が減少し、
千住界隈の産地は関東近辺へと移動します。
その後昭和後期にはF1種の千住系根深葱が誕生し、全国へと普及していきました。
浅草葱善では、良質な葱を栽培するため各地域の土壌環境に合った土作りを基本として
自社農園や契約農家で栽培し、市場でも目利きによる選別を行っています。
これが、浅草葱善が誇るF1種の『特選千住葱』なのです。

安定供給へのこだわり
品種改良された「F1種」を使用している『特選千住葱』は、「固定種」を使用した『江戸千住葱』に比べて悪天候や病気、害虫などに強く、温暖化などの異常気象にも対応することができます。
そのため年間を通して安定した収穫量の確保と供給が可能となり、サイズも整えやすいことから細かなご依頼にもお応えすることができます。
目利きが選んだ愛される味
こだわりの土を用いて自社農園や契約農家で栽培し、市場においても目利きが品質・サイズ選別を行うことで厳選された『特選千住葱』は、一般の葱に比べて白い部分と青い部分がはっきり分かれており、新葉(真ん中の葉)の葉鞘部(白い部分)がしっかり上がり空洞が少ないです。また色艶・張り・巻きがあり身が詰まって一本一本の重さがずっしりとしているため、薬味として刻むと他の葱よりも量があります。

各種メディア掲載・
PRについて
<各種メディア掲載> | |
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2017年 | 和風総本家(テレビ東京) |
2016年 | 三太郎シリーズ au学割「ネギ」篇(au TVCM) |
2015年 | 食材の王国(テレビ朝日) サラメシ(NHK) 浅草経済新聞 |
2014年 | 寒い冬こそネギ!はなまるとネギ17年の歴史 |
2012年 | news every.(日本テレビ) ヒルナンデス!(日本テレビ) |
2011年 | はなまる ザ・ベストレシピ:はなまるマーケットのレシピ!はなまるマーケット(TBSテレビ) |
2010年 | クロワッサン 2010年5月25日号 |
2009年 | ビジネスポータルアクシア |
<各種PR> | |
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2017年 | 和風総本家(テレビ東京) 明治神宮奉納 新嘗祭 アグリビジネス創出フェア 2017 浅草申の市 PR販売 浅草葱善×和風カフェダイニング 畑々コラボレーション企画 |
2016年 | 浅草神社奉納 明治神宮奉納 新嘗祭 浅草申の市 PR販売 |
2015年 | 浅草神社奉納 浅草申の市 PR販売 浅草雪祭り 浅草×山形 |